2017年7月14日金曜日

森のあいうえお CFがスタート

「日本の森林と木を次世代へ」を理念に掲げ、国産材による食器や玩具などの木製品を企画・販売している日本モッキが、森のあいうえお という積み木の販売を、クラウドファンディングを使って行っています。


 「森のあいうえお」は国産材を使い、国内生産された、あ・い・う・え・お・・・の文
字が一文字ずつ書かれた全部で46枚の積み木です。絵本作家の ももろ さんがイラストを担当していて、優しい絵はお子さんの情操教育にもぴったりとのこと。


 サイズは6cm角で、厚さ1.5cm。施されたウレタンコーティングは食品衛生法に適合しているので口に入れても安心です。
 販売はクラウドファンディングサイトのMakuake(マクアケ)を使って7月13日から始まっており、税込み3,240円のコース(森のあいうえおのイラスト入りペン立て)から税込み52,200円の「森のあいうえお3個セット+ももろセット(絵本作家ももろの木製品)」のコースまで10種類が設定されています。
 一般販売に先立って先行予約購入する、いわゆる「購入型クラウドファンディング」のため、森のあいうえおが実際に入手できるのは12月ごろになるものの、これ以降の本格販売よりは安価に購入できることになります。

 このブログでもたびたび取り上げているように、我が国の森林は戦後、杉やヒノキの植樹が大々的に行われ、現在まさに伐採適期を迎えています。しかし木材の価格が低迷していることから植林された森は間伐もされず荒れており、ひとたび大雨が降れば大規模な災害につながりかねない状況です。
 これを防ぐためには、逆説的に聞こえますが、国産材を積極的に利用し、山から多くの木を切り出すことが有効です。義務感からではなく、消費者が欲しいと思い、購買行動に結び付くような魅力的な木製品をいかに商品化していくかが林業や木材加工業にとって大変重要なテーマなのです。

 こうした立場から日本モッキはさまざまな木製品を企画していますが、どこにでもあるような「まな板」とか風呂用イス、桶といった差別化要因が極めて低い製品、また、木彫りのオブジェなど好みがはっきり分かれる波及性のない製品はほとんどなく、カトラリーやノベルティなど、現代人の生活にマッチしたり、新しいライフスタイルを提案できるような商品が多いと感じます。
 尾鷲ヒノキや熊野スギのように一定のブランド力はあるものの、柱や梁、内装材といった建材に用途が集中し、魅力ある関連商品が消費者に提供できているとは言いかねる三重県の林業界で、ぜひ全国的な成功例を生んでほしいと思います。

■Makuake 「森のあいうお」関連ページ
  https://www.makuake.com/project/nihonmokki/

■日本モッキ  https://www.nihonmokki.jp/

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