2017年6月7日水曜日

熊野で夢のオーディションが!

 わしは東紀州ほっとネット くまどこ で見るまで知らなかったのですが、地元ではすでにかなり有名な話らしいです。
 このたび、熊野市の漁村、二木島町を舞台にした劇場公開長編映画「海にのせたガズの夢」が制作されることになり、7月から撮影が開始されるというニュースです。
 監督の矢口鉄太郎氏は小学生の時に尾鷲市に引っ越し、三木里小、北輪内中から木本高校へ進学した経歴を持つ、東紀州地域に非常にゆかりの深い人物。
 卒業後は東京の映像専門学校に進み、TBS勤務を経て現在はCMやテレビ番組のディレクターとして活躍しているとのこと。
 5月にはヒロイン役の神谷えりなさんなどキャスティングも決まり、6月24日(土)と25日(日)には三重県熊野庁舎において「夢の地元オーディション」が開催されるそうです。くまどこによれば、オーディションは年齢不問で自己PRのあと簡単な芝居があり、これにパスすれば同映画に出演できるとのことです。(事前申し込み要)
■くまどこ 6/24・25 映画「海にのせたガズの夢」の「夢の地元オーディション」開催(2017/06/05)


 以前から、地方ロケのいわゆるご当地映画を制作し、観光プロモーションに活用し、地域活性化を図ろうという動きは全国的にあって、地元の行政や企業が主導してロケ地探しや撮影に協力する「フィルムコミッション」も各地で設立されています。
 三重県でも、「クハナ!」や「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」などそこそこのヒットとなったご当地映画もあるものの、東紀州では「ROUTE42」のような駄作か、「千年の愉楽」のようなアダルトというかマニアックな映画しか作られておらず、ここらへんで、正々堂々、老若男女が家族そろって映画館の大スクリーンで観賞でき、かつ、そこそこ笑いあり涙ありで星4.5くらいの評価を得られ、さらに希望を言えば、映画を見て感動したファンが尾鷲や熊野にロケ地巡礼にたくさん来てくれたらありがたい、というムードが高まっていたのは事実かと思います。

 一方で、繰り返しますが、この種のご当地映画は昨今の地方創生ブームに乗って全国各地で製作されており、ここ何年かはアニメ映画が大当たりして、観客動員数、興行成績、そして地元への経済波及効果に関して、作品による優勝劣敗がはっきりと付くようになってきています。
 平成28年最大のヒットだった「君の名は。」では、直接は三重県に関係ないものの、組み紐が重要なモチーフとして登場したために、伊賀市(伊賀上野)の伝統工芸品である伊賀組み紐も人気が沸騰し、組み紐体験ができる施設に人が押し寄せて郊外から市街地へ移転したという例まで生まれました。

 そういった意味で、否が応でも地元の期待は高まり、皮算用が始まっている面もありますが、ごく常識的に楽しめる娯楽作品で、熊野や尾鷲をはじめとする東紀州地域(三重県南部にあり和歌山県、奈良県と接する、尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町の2市3町からなる地域)の魅力が観客に伝わる内容であったら、まずは成功なのではないか、と思います。
 それにしても、この映画のスポンサーはどこなのだろう?
 

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