2017年6月12日月曜日

注目のソーシャルビジネスセミナーが津で

 日本政策公庫や三重県信用保証協会などが構成している、「三重ソーシャルビジネス支援ネットワーク」の主催により、7月3日(月)14時から、津市のアスト津で ソーシャルビジネスセミナー in 津 が開催されます。
 ソーシャルビジネスとは、環境、福祉、まちづくりなどの分野における社会課題を継続的な事業で解決するものの総称(NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター 代表理事 永沢映氏による)であり、企業による通常の事業活動では採算が取れず、かといって行政機関が解決に税金を投入しても効果が持続しない、という相反する状況を「ビジネス」の手法で解決しようとするものです。
 地域課題を解決するプロセスの中で、収益をあげられる(マネタイズできる)部分を見つけ、あるいは創造してビジネスモデルを作り上げ、実際にその事業を行うことで利益を生み出し、それによって事業を将来にわたって持続していくというもの。
 普通に考えても経営が難しそうなソーシャルビジネスですが、セミナー講師を務めるのは、あの秋元祥治氏です。必聴のセミナーといえるでしょう。


 秋元さんは現在、愛知県岡崎市にある岡崎ビジネスサポートセンター Oka-Biz(オカビズ)のセンター長であり、中小企業経営者や個人事業主から年間で何と2000件以上(!)もの経営相談を受けているという、文字通りの「行列ができる経営相談所」を差配しているリーダーです。
 数年前、わしもオカビズのセミナーに行ったことがあるのですが、中小企業が抱えるさまざまな経営課題を突き詰めていくと、要するに「売り上げをいかに上げるか」というポイントに尽きることを看破し、そのために徹底的に話し合って経営者のマインドを高め、アイデアや工夫を引き出し、それをオカビズスタッフのマンパワーでブラッシュアップしてPDCAを回していくという、非常に明快かつアクティブなサポート内容でした。
 実際に多くの中小企業、個人事業主がオカビスのアドバイスにより新商品の開発や販路の拡大に成功しており、こういう素晴らしいビジネスサポートセンターがある岡崎市の中小企業が羨ましいと思ったものです。

 秋元さんは、同時に、大学在学中に若者を中小企業に、経営者の片腕として長期インターンシップさせる事業を行うNPO法人 G-netの起業者でもあります。
 ホンキ系インターンシップと名付けられたこの長期インターンシップは、それまでともすると「職場見学扱い」であった学生インターンシップを、学生を企業経営に関与させ、学生自身と共に経営者や社員も気づきを得ることができる素晴らしい仕組みでした。
 以前、わしが東紀州(三重県南部の尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町及び紀宝町の2市3町からなる地域)にいた時にも、中小企業が新事業に取り組む片腕として地域外の大学生を受け入れ、1カ月以上インターンさせる事業にG-netと一緒に取り組んだことがあります。(長期インターンシップが今のようにメジャーになるずっと以前のことです。もちろん「地域おこし協力隊」などといった制度もまだありませんでした。)

 このように、NPO法人の起業・経営経験があり、しかも中小企業の経営にも精通している秋元さんの経歴や実績は余人では代えがたいものです。三重県でもすでにいろいろなソーシャルビジネス(コミュニティビジネス)が立ち上がり、事業活動を行っていますが、その一方で経営課題を抱えているケースも当然多いでしょうし、これからソーシャルビジネスを始めたい、始めざるを得ない、という方も多いことでしょう。
 このセミナー、参加無料とのことですので、ぜひ参加をお薦めします。
 生意気なことを書くようですが、このようなチャンスに巡り合ったときにすぐ行動に移せるかどうか ~セミナーに参加するかどうか~ で今後のビジネスや事業の行く末が占えるような気がするのです。

■日本政策金融公庫(このセミナーのチラシ)
 https://www.jfc.go.jp/n/seminar/pdf/seminar170609p.pdf

■岡崎ビジネスサポートセンター Oka-Biz  http://www.oka-biz.net/
 

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