2017年6月27日火曜日

伊勢おやきの新作商品を食べてみた

 このブログではたびたび 伊勢おやき を取り上げていますが、このあいだ、高速道路の御在所サービスエリアに寄ったら、屋外テントで伊勢おやきを売っていたのを見つけました。


 通常メニューのほかに、夏季限定だという「みそなす」と「新姫(にいひめ)レモン」という新メニューがあったので購入してみました。

2017年6月26日月曜日

山藤の「串焼きひもの」を食べてみた

 もう一年以上前からこういうものがあるということは知っていたのだけれど、実際に一度も食べたことがなかった「串焼きひもの」を買ってみました。製造しているのは三重県南伊勢町にある、山藤(やまとう)という高級干物のメーカーです。


 一口大に切られて竹串に刺さった干物が、あからじめ調理されて(焼かれて)真空パックに入ったものです。イベントの特売で買ったので、これ3つで税込み1000円でした。

2017年6月25日日曜日

法に触れなければ問題はない

 ホームページに掲載すべき産業廃棄物の認定施設リストから特定業者を抜かしていたり、県の物品等調達優遇制度において、企業が障がい者を就労させていることを確認すべきなのを怠っていたり、原則として県外在住者の子弟は県立高校に越境入学できないところ、スポーツ強豪校などで違反事例が見つかったりと、ここ数カ月で「不適切な事務処理」が次々と明らかになっている三重県庁。わしのような一事務職員にとっては、正直なところ、明日は我が身ではないかと身につまされる気がします。
 行政事務には膨大な実施要領やマニュアル、手順書があり、無数の事務手続きが定められています。これらすべてを熟知し、まったくミスを犯さずに遂行するのはそれなりに難しさがあり、それゆえに稟議とか相互チェックが重要で、もちろん県庁でもそうした手続きは決まっているのだけれど、多くの業務を抱え、時間に追われていると、事の大小にかかわらず、いつ、どこにミスや過失や錯誤が潜んでいるかはわからないものです。
 伊勢新聞のコラム「大観小観」が、一連の不適切事例の謝罪会見時に、事務処理にミスはあったが法令には違反していない、と弁明する県職員について書いています。

2017年6月24日土曜日

志摩市がソーラー建設抑制条例を制定

 三重県志摩市が、太陽光発電施設、いわゆるソーラー発電所などの設置を抑制する条例を制定し、7月から施行することとなりました。三重県内の自治体としては初めての制定となります。
 条例は「再生可能エネルギー発電設備の設置と自然環境等の保全との調和に関する条例」が正式名称。太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーによる発電施設の建設が、志摩市の優れた自然環境や景観の消失、農林水産業への影響をもたらしかねない ~市民団体などによれば、すでに開発行為も含めて大きな影響をもたらしている~ ことから、再生可能エネルギーの普及と生活環境の保全との調和を図るために制定されたものです。
 条例の主な内容は次のようなものです。
1)条例が適用されるのは、太陽光発電設備のうち事業区域の面積が 1,000 平方メートル以上、発電出力が 50 キロワット以上、または海上など水面域に設置するもの。など。
2)市長は市自然環境保護審議会の意見を聴いたうえで、景観の保全が必要な区域や、災害の危険性が高い区域、農地・漁場などとしての保全が必要な区域などを「事業抑制区域」に指定できる。

2017年6月22日木曜日

三重県内のダムリンク

 今年の梅雨の前半は、予報に反して空梅雨でした。わしの知り合いの農家も皆さん大変苦労されているようで、今日は津市にある安濃(あのう)ダムの貯水率が6月20日時点で4.8%となり、6月としてはこの10年間で最も低い率となったことが大きく報じられました。(安濃ダムのホームページによると、6月22日時点では有効貯留率は10.2%にまで回復したようですが。)
三重県公式ウェブサイト 安濃ダムのページ より
また、宮川ダム(大台町)でも渇水が進み、今日から農業用水は35%の節水となったとのこと。

2017年6月20日火曜日

人類初のおかしなかき氷機が新発売へ

タカラトミーHPより
 三重県を代表する食品といえば、赤福、井村屋あずきバー、ベビースターラーメンの3つですが、GIGAZINEによれば、このたびタカラトミーから、井村屋あずきバー専用のかき氷機「おかしなかき氷 井村屋あずきバー」が新発売されることになったそうです。
 井村屋あずきバーは、一説には世界一固いアイスと言われているそうで、確かに通常のアイスキャンディーに比べても固さは突出しています。これはわざと固くしているわけではなく、ぜんざいと同じ、あずき、砂糖、コーンスターチ、塩、そして水あめで作られていて、通常のアイスに添加されている柔らかくするため材料が含まれていないことが一因とのこと。また、食物繊維の多いあずきがぎっしりと詰め込まれているため含有する空気の泡が少ないことも、固い理由だそうです。

2017年6月19日月曜日

ギンザシックスに行ってみた

 今年4月、東京・銀座にオープンした GINZA SIX(ギンザシックス) に行ってきました。
 ギンザシックスは銀座6丁目にあった松坂屋銀座店の跡地に建設された、4万7000平方メートルもの床面積を有する巨大商業施設。事業主であるJ.フロントリテイリングは百貨店の老舗である大丸と松坂屋が合併して誕生した会社ですが、この背景には量販店や専門店の進出による百貨店というビジネスモデルの長期衰退があります。ギンザシックスも「脱・百貨店」のコンセプトで建設されたものと報じられ、実際にJ社の山本良一社長は東洋経済の取材に「呉服屋から百貨店に変わったのと同等レベルの大きな変革をしていかないといけない」と語っており、イノベーションの具現化がこのギンザシックスであることが垣間見えます。
 わしも前々から関心はあったのだけれど、銀座に行くような用事もなく、週末、偶然に東京に行く機会があったので、ほんの1時間ほどですが行ってみました。
 結論から言えば、わしには生涯縁がない高級ブランドの集積地でしたが、店内のデザインやインテリアなどはやはり非常に非凡なものを感じたのでメモしておきます。

2017年6月18日日曜日

瑞風効果は難しい

 JR西日本が運行する豪華寝台列車「瑞風」(みずかぜ) ~正式名はトワイライトエクスプレス瑞風、だそうです~ が6月17日から運行を開始しました。
 京都・大阪から下関に至る、1泊2日の4つの片道コースと2泊3日の周遊コースがあって、運賃は最も価格が安いもので一人27万円。最も高額なのは周遊コースのザ・スイート利用で125万円。贅が尽くされた車中で景観を見ながら食事を楽しむなどのほか、途中では「立ち寄り観光地」で下車し、専用観光バスで目的地まで送迎されるなど、本当のセレブ旅行、超高級鉄道旅が演出されているそうです。
 驚くべきことに高額な瑞風の旅行は人気沸騰中で、チケット入手は数か月待ち状態とのこと。豪華寝台列車はJR九州のななつ星や、JR東日本の四季島なども先行しており、今まで日本にはなかった新しい鉄道旅として定着しそうです。
 山陰線、山陽線の沿線各地は大歓迎ムードで、住民らが小旗を振って迎えたり、民謡踊りや太鼓などのイベントなども開かれたというニュースが伝えられていますが、果たして地元が期待する「瑞風効果」なるものが本当にあるのかにわし的にはやや不安を感じるところではあります。

2017年6月17日土曜日

公開で直接討論しらたらどうか?

 一部の自治体による高額返礼品が全国で問題となっている「ふるさと納税」制度ですが、国(総務省)が5月24日、三重県鳥羽市と志摩市に対して(両市が返礼品に使っている)「真珠製品は資産性の高い宝飾品に当たる」ことを理由に返礼品から削除するよう要請する文書の送付があったと各紙が報じています。
 この文書は4月1日に総務大臣が全国の自治体に対して、①返礼品額の上限の目安を3割とする、②宝飾品や時計、カメラなどは返礼品に加えない、③高額な物品は返礼品にしない、などを趣旨とした通知を送ったことを受けて、総務省市町村税課長名で送られてきたものだそうで、志摩市の竹内市長は「真珠は地場産業の根幹で容認はできない」、「(市内の)真珠生産額が160億円あったピーク時の4分の1まで落ち込む中、(伊勢志摩)サミットやふるさと納税で回復傾向に転じた。宝飾品ではなく魚介類と同じ水産物」と反発し、鳥羽市や、真珠養殖が盛んな長崎市などと連携して国への働きかけを強めていくと述べたとのことです。(5月31日付け毎日新聞、伊勢新聞など)


2017年6月16日金曜日

あなたの隣で「無知」が口を開けている

 NPO法人Mブリッジが コミュニティビジネス実現への第一歩 というセミナーを6月17日(土)10:00~12:00、松阪市市民活動センターで開催するそうです。コミュニティビジネスとは
・市民が主体となって、地域が抱える課題をビジネスの手法により解決する事業の総称NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターによる定義)あるいは、
・住民自らが地域コミュニティを元気にすることに目的をおき、社会的排除に会う人を出さない。かつ地域固有の資源を積極的に活用し、コミュニティ内外の問題解決と生活の質の向上を目指し、そこに住む人々が活き活きと快適に働き、暮らすことに主眼をおいた新しいタイプの21世紀のビジネスコミュニティビジネス総合研究所による定義)のことです。
 政治や行政、学校といった、いわゆる公的なセクターの機能不全が深刻な現在、地域課題を「民」が主体になってビジネスの手法で解決し、継続していくべきなのは時代の必然です。この意味で、今回のセミナーは非常に有意義なものであると断言できます。

2017年6月15日木曜日

相対的に見てみよう

 三重県が「平成28年観光レクリエーション入込客数推計書・観光客実態調査報告書」を公表しました。
 これによると、平成28年の三重県内の観光入り込み客数は4189万人となり、平成27年から267万人(6.8%)の増加となりました。これは伊勢神宮の式年遷宮があった平成25年の4080万人も上回り、現在の統計方法となった平成17年以来で最多の数字となりました。
 地域別に見ると、伊勢志摩が1000万人で7.3%増。中・南勢が824万人で何と30.7%の大幅増。その一方で、伊賀は5.3%減で303万人にとどまりました。
 観光地別に見ると、伊勢神宮が4.3%増の874万人、賢島エスパーニャクルーズが51.8%増の16万人、英虞湾景観(ママ)が41.9%増の15万人となっています。
 この結果を「G7主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催の効果」などと言っている人もいるようですが、国土交通省観光庁が先だって発表した「観光白書」によると、どうもこれは、そうではありません。

2017年6月14日水曜日

日本社会が沈滞している理由

 今から数年前です。町ゆく庶民に「一番パンダが多くいる都道府県はどこだと思いますか?」とインタビューする番組をやっていました。
 東京ロケと思われ、そのためか半信半疑に「東京?」と答えるか、「それは東京でしょ。上野動物園!」と断言している人がほとんどで、最後に「それは実は和歌山県です」と教えられると一様に驚愕していました。
 「ええっ! 和歌山にパンダがいるの!?」というふうに。
 面白おかしく映像を創るのがテレビですから、正しく答えた人は全部カットされていたのでしょうが、このような情報格差というか、地域格差の認識は、東京の人だけでなく、地方に住んでいる人も実は同じではないかと思います。東京には何でもある、東京が一番である、とは東京都民だけ、首都圏の住民だけでなく、全国の人が何となくそう思っているのです。

2017年6月13日火曜日

日経MJ 2017年上期ヒット商品番付

 日経MJの6月7日号に、恒例の日経MJヒット商品番付(2017年上期(1~6月))が掲載されていました。
 6月と12月、このヒット商品番付のニュースを見るたび、本当に時間が経つのは早いなあと実感しますが、それはさておき。
 今回は東の横綱は大相撲「稀勢の里」。日本人横綱(今は日本出身横綱と呼ぶそうですが)の誕生は19年ぶりで、白鳳関が盤石の一強で少々マンネリ気味だった大相撲は、確かに大きく盛り上がりました。MJは「ケガをしながら逆転優勝した(稀勢の里の)姿に心を動かされたように、土俵際から巻き返し、底力を発揮した商品やサービスに引かれる消費者が多かった。」と分析しますが、まあこんなの理屈はどうにでも付くのでしょう。
 西の横綱は、わしにとって名前だけ知ってはいるけど全く未知、未触の商品である「ニンテンドースイッチ」でした。

2017年6月12日月曜日

注目のソーシャルビジネスセミナーが津で

 日本政策公庫や三重県信用保証協会などが構成している、「三重ソーシャルビジネス支援ネットワーク」の主催により、7月3日(月)14時から、津市のアスト津で ソーシャルビジネスセミナー in 津 が開催されます。
 ソーシャルビジネスとは、環境、福祉、まちづくりなどの分野における社会課題を継続的な事業で解決するものの総称(NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター 代表理事 永沢映氏による)であり、企業による通常の事業活動では採算が取れず、かといって行政機関が解決に税金を投入しても効果が持続しない、という相反する状況を「ビジネス」の手法で解決しようとするものです。
 地域課題を解決するプロセスの中で、収益をあげられる(マネタイズできる)部分を見つけ、あるいは創造してビジネスモデルを作り上げ、実際にその事業を行うことで利益を生み出し、それによって事業を将来にわたって持続していくというもの。
 普通に考えても経営が難しそうなソーシャルビジネスですが、セミナー講師を務めるのは、あの秋元祥治氏です。必聴のセミナーといえるでしょう。

2017年6月11日日曜日

仏都・伊勢を往くの「中間まとめ」

業務連絡
 一部の方からご好評を得ている「仏都・伊勢を往く」シリーズですが、投稿にラベルとかタグがないので検索しにくいというお声をいただきました。
 ですので、ここで軽くまとめておきます。


2017年6月10日土曜日

仏都・伊勢を往く(田宮寺編)

 明治以降、新政府の方針により神仏分離が命令され、伊勢神宮のお膝下である伊勢の町(宇治・山田)ではそれが特に徹底されたため、現在では多くの仏教寺院やお堂は姿を消してしまいました。
 しかし、江戸時代以前には伊勢神宮・内宮(ないくう)の鳥居前町である宇治、外宮(げくう)の山田とも、多くの寺院が建ち並んでおり、たくさんの僧侶が神前で読経などを行う、いわゆる「法楽」を盛んに行っていました。伊勢は神都であるとともに仏都でもあったのです。
 伊勢神宮の神職の中にも仏教に帰依する者が多数おり、末法思想が浸透した平安時代後期になると、祭主や禰宜といった高級神職が一族のための氏寺を建立する事例さえ現れます。この田宮寺もそういった法楽寺の一つです。

2017年6月9日金曜日

なぜ日本は自販機であふれているの?

 GIGAZINEに、100万回以上も再生されるほどの人気を集めているという、アメリカのニュースメディアであるVoxが公開した動画が紹介されています。(リンクはこちら
 なぜ日本にはこんなにも自動販売機が多いのか(Why Japan has so many vending machines.)とタイトルされたこの4分ほどの動画は、Voxのレポーターが日本滞在中に「自動販売機がどこにでもある」ことに気付き、その原因を考察したものです。


 その結果、彼がたどり着いた結論は、わしにとっても非常に示唆に富むものだったのでメモしておきます。

2017年6月8日木曜日

三重県でも梅毒患者数が急増

みえ保環研ニュース 第64号より
 近年、性感染症である「梅毒」が国内でふたたび流行していることが、様々なメディアで報じられています。
 やや古い記事ですが、日刊SPA!によれば「国立感染症研究所のデータによると、’11年には全国で827人だった感染者数が昨年は2697人に増加。さらに今年(はんわし注:平成28年)の7月3日時点で2000人を超え、年内に4000人に達する可能性も出てきているのだ。・・・さらに深刻なのは女性の感染だ。’10年以降の5年間でなんと5倍。」とのこと。(2016.09.04付け 若い女性の「梅毒」感染が急増。医師も危惧する異常事態
 詳しくは日刊SPA!を読んでいただくとして、それでは三重県はどうなのかと思って検索したら、三重県保健環境研究所が今年3月発行の「みえ保環研ニュース(第64号)」で、この事実を伝えていました。すなわち、三重県内でも平成23年から梅毒患者が急増しているというのです。

2017年6月7日水曜日

熊野で夢のオーディションが!

 わしは東紀州ほっとネット くまどこ で見るまで知らなかったのですが、地元ではすでにかなり有名な話らしいです。
 このたび、熊野市の漁村、二木島町を舞台にした劇場公開長編映画「海にのせたガズの夢」が制作されることになり、7月から撮影が開始されるというニュースです。
 監督の矢口鉄太郎氏は小学生の時に尾鷲市に引っ越し、三木里小、北輪内中から木本高校へ進学した経歴を持つ、東紀州地域に非常にゆかりの深い人物。
 卒業後は東京の映像専門学校に進み、TBS勤務を経て現在はCMやテレビ番組のディレクターとして活躍しているとのこと。
 5月にはヒロイン役の神谷えりなさんなどキャスティングも決まり、6月24日(土)と25日(日)には三重県熊野庁舎において「夢の地元オーディション」が開催されるそうです。くまどこによれば、オーディションは年齢不問で自己PRのあと簡単な芝居があり、これにパスすれば同映画に出演できるとのことです。(事前申し込み要)
■くまどこ 6/24・25 映画「海にのせたガズの夢」の「夢の地元オーディション」開催(2017/06/05)

2017年6月6日火曜日

興味深い経営革新承認数の推移(マニアック)

*マニアックな内容なので、中小企業支援関係者以外は無視してください*

 わしが中小企業から経営相談を受けたときに、まず薦めるのは「経営革新計画の承認制度」です。
 中小企業等経営強化法という法律に基づく国の支援制度であり、
1)中小企業がこれまで自社では取り組んでいなかった、新商品・新サービスの開発や生産・提供、新たな生産方式や販売方式の導入などの新たな事業活動を行う場合で、
2)付加価値額などが年3%以上伸び、かつ、経常利益が年率平均1%以上伸びる計画(経営革新計画)を作成し、
3)その計画を都道府県知事が承認すること
により、政府系金融機関による低利融資や、信用保証の特例、特許料などの減免措置が受けられるというもので、中小企業にとって非常に有利な支援制度ということができます。
 平成11年度にこの制度が発足して以来、全国でのべ6万3千件以上の計画認定があり(平成28年度末時点)、多くの中小企業が経営の革新、すなわちイノベーションに取り組んでいます。

2017年6月4日日曜日

住民のものだけではない市長選挙

 尾鷲市の市長選挙が6月4日に告示されたとのことです。わしは当然もはや市民ではないし、特定の政治的立場もありません。しかし、このブログは尾鷲在住の方にもご覧いただいているようなので、尾鷲市長選は市民(有権者)だけのものではなく、三重県全体、いや全国の過疎地域全体に情報共有されるべきものだと思います。
 どう言うことか。
 よく田舎(失礼!)の首長選挙や議員選挙では、「○○市から日本を変えよう」とか、「△△市の活性化なくして日本の活性化なし」などというスローガンが唱えられます。日本はこれからさらに少子化と高齢化が進みます。尾鷲市や鳥羽市のような地域は、来たるべきこれらの課題の先進地であり、もしこうした地域で子供の数が増えたり、高齢者が生き生き暮らせるような施策を行い、成果を上げることができたなら、これが日本全土に展開されるようになる。つまり、地域イノベーションの先頭に立つことができるのです。
 選挙活動は票目当てなのは当然ですが、少なくない候補者は、きっと我が市、我が街・村がそういった成功例を生み出す地域となりたいと本心から確信してはいるのだと思います。(思いたいと言うべきでしょうか。)

2017年6月2日金曜日

「宮川堤」が土木学会選奨土木遺産に

 国土交通省三重河川国道事務所のホームページによると、一級河川宮川の下流、伊勢市内の右岸堤防(通称「宮川堤」)が平成28年度土木学会選奨土木遺産に認定され、先月名古屋市内で認定書授与式が行われたとのことです。
 推奨土木遺産とは、歴史的な土木構造物の保存に資することを目的に設立された認定制度で、三重県内では5例目となります。
 宮川堤は、近世(江戸時代)に伊勢神宮・外宮とその鳥居前町である山田の市街地を洪水から守るため築かれた堤防で、本堤と刎出し(はねだし)、堤外植樹等で構成され、現代でも治水機能を持つ土木遺産であることから認定に至ったそうです。
 伊勢市役所ホームページにある「宮川堤の歴史年表」を見ると、外宮と山田の街の歴史は、宮川の洪水との闘いの連続だったことがわかります。
 今では想像することが難しいですが、古代~中世の宮川は河道が一定しておらず、現在より南側(市街地側)には複数の支流が流れ込んでおり、大洪水が数十年おきに常襲していました。

2017年6月1日木曜日

尾鷲名物「ガスエビ」を知っているか?

 三重県尾鷲庁舎裏にあった昼食専門店「凛」が惜しくも先日閉店してしまいました。そこで昼メシに食べたいろいろな尾鷲の魚、イカ、タコ、エビ、貝、海草の豊富さと美味しさは、わしにとって新鮮な驚きでしたし、今となってはおそらくもう二度と食べられないものも多いだろうと思います。その代表的な一つが「ガスエビ」です。
 ガスエビは尾鷲ではかなりポピュラーな食材ですが、尾鷲以外の場所ではあまり見るこ
ガスエビ(尾鷲市役所HPより)
とができません。少なくとも、伊勢、鳥羽のスーパーなどで売られているのをわしは見たことが一度もありません。
 正式にはヒゲナガエビという体長10cmほどの深海に棲むエビで、尾鷲で沖合底曳網漁が行われる秋から春にかけての季節の味です。(北陸にも「ガスエビ」というエビがあるそうですが、これはトゲクロザコエビという尾鷲のガスエビとは別の種類らしいです。)
 なぜガスエビという名前なのか?ですが、「背わたを取るとき、ガスの臭いがプンとするのでガスエビと呼ぶのだろう。」ということだそうです。(一日一魚から引用。リンクはこちら。)